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恋セヨ乙女
第10章 大地
今日、真優に抱っこされてさりげなく胸を触っていた太陽が羨ましいとマジで思った。


「……キモ」


寝返りを打って仰向けになると電気が眩しくて視界を手で覆う。


真優の前ではかっこつけたい。
余裕でいたい。


本当は二人きりになると気が気じゃないとか、一人になるとこんなことを考えてるなんてできることなら知られたくない。


知られたくないのに…


のっそりと起き上がってパソコンの電源を入れる。
知られてしまった俺の秘密。


でも真優が知らないことがまだひとつあった。


一覧の中のとあるのサイトをクリックする。


その中のある動画……



制服に身を包んだ少女がベッドに座っている。
撮影者と話ながら笑ったり照れたりしてしきりに髪を手櫛でとく。


上目で彼女がカメラを見る。
どことなく、真優に似ているその表情……


少女がブレザーを脱いだ。
シャツの上からでも分かる豊かな胸と細身の身体。


動画が進むにつれ彼女が真優と重なっていく。


カメラを手で隠したり「ダメ」と撮影者に払い除けられたり二人はイチャつきながら、少女の手がボタンに掛かる。
シャツの隙間から覗く素肌が艶かしい。


恥じらいながら彼女がシャツを脱ぐと白い肌に水色のブラがよく栄えてとても綺麗だ。


『脱いで』


撮影者が指示を出すとその手がブラのホックに掛かった。
ふわりと取り払われたブラジャーからこぼれた胸は大きくて白くて見るからに柔らかだ。


色素の薄い大きな乳輪の真ん中で小さな粒がしっかりとその存在を主張している。


画面に釘付けになりながらジーンズのベルトを外しチャックを下げた。


痛いほど固く、窮屈に収まっていたものが解放されボクサーパンツを突き上げる。


その隆起を下着から出し、半ば無意識に掌でしごき始めた。


『胸、触って』


撮影者の指示に従って、少女が恥じらいながら自分の胸を揉む。


大きな乳房が手の動きで形を変え、甘い吐息が唇から洩れる。
少女の目はトロンと蕩け、女の香りを醸していた。



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