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恋セヨ乙女
第12章 嫉妬
「おっはよー真優」
玄関でなっちゃんに背中をバシンと叩かれる。
「痛い…」
よろける私になっちゃんの目も留まった。
「真優…アンタまさか」
がしっとなっちゃんが肩を掴んだ。
「相手は誰!?」
「これはね、違う…」
「真優、性に目覚めてどこの馬の骨かも分からない男と興味本意でヤっちゃったんじゃないでしょうね!?」
「ヤってないよっ!」
なっちゃん、声大きい…
「へー、真優ヤっちゃったんだ。初めて?」
「ヤってないよ!」
クラスメイトが「おめでとう」なんて私の頭をポンポン撫でていく。
「何なに?何がおめでとう?」
ゆらがワクテカしながらやってきて、私の首筋を見て口を押さえた。
「違うからね」
「違うって何が違う!?」
「ヤってないから」
「…未遂?」
私は頭を抱える。
何を言っても無駄らしい。
「ま、詳しくは教室で聞かせてよね」
なっちゃんとゆらが満面の笑みで両側から私の腕を拘束した。
玄関でなっちゃんに背中をバシンと叩かれる。
「痛い…」
よろける私になっちゃんの目も留まった。
「真優…アンタまさか」
がしっとなっちゃんが肩を掴んだ。
「相手は誰!?」
「これはね、違う…」
「真優、性に目覚めてどこの馬の骨かも分からない男と興味本意でヤっちゃったんじゃないでしょうね!?」
「ヤってないよっ!」
なっちゃん、声大きい…
「へー、真優ヤっちゃったんだ。初めて?」
「ヤってないよ!」
クラスメイトが「おめでとう」なんて私の頭をポンポン撫でていく。
「何なに?何がおめでとう?」
ゆらがワクテカしながらやってきて、私の首筋を見て口を押さえた。
「違うからね」
「違うって何が違う!?」
「ヤってないから」
「…未遂?」
私は頭を抱える。
何を言っても無駄らしい。
「ま、詳しくは教室で聞かせてよね」
なっちゃんとゆらが満面の笑みで両側から私の腕を拘束した。