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恋セヨ乙女
第12章 嫉妬
大地は笑って「しょうがねーな」と呟いた。


「じゃ帰るときLINEしろよ」


「………」


「返事」


「は…い?」


「疑問系かよ」


「だって悪いじゃん?」


「図々しいくせに謙虚だな」


今までの関係を維持しようとしながら私を尊重してくれる大地の気遣いが素直に嬉しかった。


だから思う。
ちゃんと大地に向き合おう。


好きになれるよう努力しよう。
先生は他のヒトのものなんだから私は大地を見つめよう。


そして大地のことを好きになれたら…


ううん、きっとなれる。






「大地」


「ん?」


「ありがとね」


「…バーカ」


照れた大地を見つめて思う。
きっと好きになれる、誰よりも。


夕方の長い影を踏みながら大地に送られ家路についた。




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