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喫茶室白百合から愛を込めて
第6章 オトナ女子の居た医務室
急患をお姫様抱っこして運んで来るなんて…








私でなくても惚れちゃいそう。」










円椅子に座り込んで、美脚を組み替えて



熱い視線で夕美をジィッと見た。







夕美は、
秋山満ちるへ







キスしたことを何か見透かされている気分で、







美女医の放つフェロモンに、
圧倒されていた。








女医の末名賀麻衣子さんは、








婚活パーティー会社の会場で派遣業務をしていた秋山満ちるの腋の下に、








優しい手つきで体温計を挟んだ。






「あら、秋山さんは意外とポップなアンダーウェアを着てるのねぇ‥






着やせした



いいカラダにフィットして素敵よ。







お熱があるけど、お口開けてアーンと、



んん、喉は炎症起こしてないわ。







少し寝ていたらいいわ。」









「先生、私仕事が…。」








秋山満ちるは、ベッドから起きようとしたが…








「上司さんへは伝えてあるから寝てなさい。」








不思議な配慮のある言葉に、
秋山満ちるは安心してまぶたを閉じた。









「一応、念のためだけど、夕美さんお話があるのだけど、時間はある?」






「ええ、ハイ、まぁ婚活パーティーへ参加した友達の付き添いですし…。」








夕美は、女医の末名賀麻衣子さんと同じ円椅子に座り、








末名賀先生と向き合っていた。







「ねぇ‥夕美さん耳を貸して」









小声で夕美に顔を近づけ囁く。









黙ってケアの行き届いた耳を貸すと











「あなた、ソフトな趣味なの?」





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