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10年目の恋
第1章 月夜の晩
「何もしない?」
徹は・・・今のあたしを見たら
高校生(だと思う)相手に何心配してんだよ。と笑うだろうか?
男を泊める気?と呆れるだろうか?
どっちにしろ、徹はここにはいない。
明日からは日本にもいない。
だんだん、この子を泊める事に「いいか」と思いだした。
「俺、犬だよ?」
柔らかく笑った顔は月に映えて綺麗だった。
何故か。この子が私にエッチなことをするとは思えなくて。
保証とかそんなものは何もないし
どこの誰だかわからないし
年齢だって中学生かもしれないし大学生かもしれない。
まぁ、あたしより歳下なのは確実だけどさ。
徹が聞いたら頭ごなしに怒られそうだけど
怒る徹は今ここにはいない。
なんだか泊めてもいいような気がする。
「ポチ。おいで」
あたしが差し出した右手をポチが優しくつかみ返した。
徹は・・・今のあたしを見たら
高校生(だと思う)相手に何心配してんだよ。と笑うだろうか?
男を泊める気?と呆れるだろうか?
どっちにしろ、徹はここにはいない。
明日からは日本にもいない。
だんだん、この子を泊める事に「いいか」と思いだした。
「俺、犬だよ?」
柔らかく笑った顔は月に映えて綺麗だった。
何故か。この子が私にエッチなことをするとは思えなくて。
保証とかそんなものは何もないし
どこの誰だかわからないし
年齢だって中学生かもしれないし大学生かもしれない。
まぁ、あたしより歳下なのは確実だけどさ。
徹が聞いたら頭ごなしに怒られそうだけど
怒る徹は今ここにはいない。
なんだか泊めてもいいような気がする。
「ポチ。おいで」
あたしが差し出した右手をポチが優しくつかみ返した。