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貪られる肉体 - 私のカラダは、誰のモノ?
第3章 調教されるもの。

「なんで、こんなところに?」
掃除用具や先生が使っていて要らなくなった授業道具が置いてある倉庫に案内された。
ここは倉庫だったのか、と初めて知った。
この学校に来たのは入学式だけではなく、他にも学校推薦を受けた時に数回校内見学に来ているのだが、この倉庫の存在は知らなかった。
いや、存在を知らなかったというよりも、倉庫であることを認知していなかった。
それもそのばずで、この”理科棟”は普段、実験をする以外は使われない場所と聞いている。
もちろん、私も通り抜ける程度でしか利用したことはない。
「と、とりあえず。誰かに聞かれると嫌だから入ってよ」
何か企んでいそうで少し気味が悪かったが、学校だし、直ぐに助けを呼べば解決すると思い、足を踏み入れてしまった。
倉庫内は埃っぽく、換気を行う空調が付いていないようだ。
広さは十畳分位だろうか。外から見たよりも広く見える。
「それで何か用ですか?」
苛立ちも込めて、強めの口調で催促をする。
「嫌がられるとは思うんだけどね。その……優香さんとHがしたくて」
予想外の言葉に受け答えができなかった。
てっきり、好きだ、と告白されるのかと思いきや、その一線先を告白されてしまった。
「ほ、ほらね。ここなら誰にも見られることがないし、恥ずかしく無いかなとか思っちゃって。あ、でも僕は見えてるのか……それは……うん」
「意味がわからない。そんなことできるわけないですよ」
ごにょごにょと独り言を始めた彼に対して、理解不能の意思を伝える。
「え? 出来ないの? そんな……」
出来ないもなにも、段階というものがある。
「がっかりされても困ります。それじゃ、私はこれで失礼します」
私は踵を返し、ドアを開けて外に出ようとした。
しかし、大きな壁に阻まれた。
「あれ? もう終わっちゃった?」
掃除用具や先生が使っていて要らなくなった授業道具が置いてある倉庫に案内された。
ここは倉庫だったのか、と初めて知った。
この学校に来たのは入学式だけではなく、他にも学校推薦を受けた時に数回校内見学に来ているのだが、この倉庫の存在は知らなかった。
いや、存在を知らなかったというよりも、倉庫であることを認知していなかった。
それもそのばずで、この”理科棟”は普段、実験をする以外は使われない場所と聞いている。
もちろん、私も通り抜ける程度でしか利用したことはない。
「と、とりあえず。誰かに聞かれると嫌だから入ってよ」
何か企んでいそうで少し気味が悪かったが、学校だし、直ぐに助けを呼べば解決すると思い、足を踏み入れてしまった。
倉庫内は埃っぽく、換気を行う空調が付いていないようだ。
広さは十畳分位だろうか。外から見たよりも広く見える。
「それで何か用ですか?」
苛立ちも込めて、強めの口調で催促をする。
「嫌がられるとは思うんだけどね。その……優香さんとHがしたくて」
予想外の言葉に受け答えができなかった。
てっきり、好きだ、と告白されるのかと思いきや、その一線先を告白されてしまった。
「ほ、ほらね。ここなら誰にも見られることがないし、恥ずかしく無いかなとか思っちゃって。あ、でも僕は見えてるのか……それは……うん」
「意味がわからない。そんなことできるわけないですよ」
ごにょごにょと独り言を始めた彼に対して、理解不能の意思を伝える。
「え? 出来ないの? そんな……」
出来ないもなにも、段階というものがある。
「がっかりされても困ります。それじゃ、私はこれで失礼します」
私は踵を返し、ドアを開けて外に出ようとした。
しかし、大きな壁に阻まれた。
「あれ? もう終わっちゃった?」

