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貪られる肉体 - 私のカラダは、誰のモノ?
第4章 服従するもの。
 昨日、家に帰ってきた後、精液を洗い落とそうとお風呂に入っている間に先輩からのメールが大量に届いていた。
 
 最初の一通はメールがちゃんと届いているか確認をする内容だったのだが、それ二通目以降は早く返信を送る催促のメールだった。

 慌てて受信ができている旨を伝えると、かなり怒っていたようで罰を受けた。

 全裸の写真を送ること。

 オナニーをしている動画を送ること。

 ママが部屋に入ってきたり、私の姿を見たりしそうでハラハラしながら従った。
 
 届いたメールには全て、五分以内に返事をしなければまた罰を与えると言われた。

 不定期に送られてくる内容はどれも返す気にはなれなかった。

 また、着用している下着について訊かれた時は、柄や装飾、サイズまでも教えなければならなかった。

 結局、面倒だと言って写真を求め、服を脱いで撮影するはめになった。

 そういった内容のメールが深夜まで続き、私はいつ着信が来るか不安で眠りにつくことが出来なかった。

「優香ぁ。朝ごはん出来たわよ。お母さんは先に家出るから、戸締まりお願いねぇ」

 一階からママの声が聞こえてくる。

 陰鬱で朝食なんて摂る気になれなかった。

 玄関の扉の音がした後も暫くの間何もしないでいた。

 やはり時計の針は動かされるがままに回っているのだろうか。

 だとしたら、自分の為ではないだろう。

 もしかすると嫌な気持ちを押し殺して強制的に役割を果たしているかもしれない。

 それが存在理由で、失えば無価値な物。

 最も短い針を見て私は我に帰る。

 時間が大分過ぎ、学校へと向かわなければならない時間になってしまった。
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