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貪られる肉体 - 私のカラダは、誰のモノ?
第4章 服従するもの。
「はぁ……よいしょ」

 重い腰を上げ、カーテンを開けて外を見ると、やはり雨が降っていた。

 本降りになっていて、傘をささなければずぶ濡れになってしまいそうだ。

 この雨は私に付いた穢れを落とすことができるのだろうか。

 壁に掛けてある制服を見る。

 どうしても、昨日の放課後の出来事が蘇る。

 秘部にやや痛みがまだ残っている。

 学校という地獄に今日も行かなくてはならないのだろうか。

 もしも行かなかった場合、後に待っている仕打ちが怖くて身震いがする。

 この三日で階段を転げ落ちていっているような自分自身がはっきりとわかっていた。

 相談する相手が私には思い浮かばず、どうしても悩みを抱え込んでしまう。

 入学式の日、私に告白してきた彼に会えば何か変わるかもしれない。

 しかし、連絡先も聞いておらず、もう一度会えるかどうかなんて保証されていかなった。

 私とセックスをしたから入学早々退学になってしまったかもしれない。

 姿を見せない理由は、それが原因、または関連している事と考えるようになっていた。
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