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貪られる肉体 - 私のカラダは、誰のモノ?
第5章 回されるもの。

「ざっくりこんな感じ。あまり細かいことは気にするな。お前は男の性欲を処理してればいいんだから」
私はその説明を受けて混乱した。
始めから、今の状況を作る為の嘘だった事に信じられなかった。
この瞬間、“彼氏”が“ただの男子”になった。
「それにしても馬鹿な女で助かったよ」
四人の男子は笑い合う。
私は拘束された体を震わせ、怒りを懸命に抑えた。
「俺はもう帰るから三人で好きに楽しんでくれ。あぁ、四人か。お前も楽しめよ。来栖優香ちゃん。おっと、皆今日は遅くまでいるんだろ? 先生の許可取っておいたから」
「さすが先輩!」
後輩である三人は声を揃えて言う。
「それと、優香の携帯にそろそろ連絡出来るようにしておかないとな」
そう言って、私の鞄から携帯を取り出された。
「よし、これでいいか。わかりやすいように名前も入れておいたぞ」
携帯の画面を見せられ、上から順に、朝倉、五十嵐、内海、遠藤、と打ち込まれていた。
「これじゃわかりにくいか。朝倉は俺な。五十嵐はこのデカイ男。内海は昨日お前を犯したらしい、こいつ。そんで、遠藤が新入りのこいつだ」
それぞれ、アドレスの概要記入欄に詳細を書いているようだ。
打ち込み終わると、あいつは帰ってしまった。
朝倉は、一度私を犯してもう満足してしまったのだろうか。
私は、もう一度犯されたいと思ってしまっているのか、と錯覚を覚えたが、あんな裏切り者なんかに二度と汚されたくないと頭を振って思ってもいない感情を忘れた。
私はその説明を受けて混乱した。
始めから、今の状況を作る為の嘘だった事に信じられなかった。
この瞬間、“彼氏”が“ただの男子”になった。
「それにしても馬鹿な女で助かったよ」
四人の男子は笑い合う。
私は拘束された体を震わせ、怒りを懸命に抑えた。
「俺はもう帰るから三人で好きに楽しんでくれ。あぁ、四人か。お前も楽しめよ。来栖優香ちゃん。おっと、皆今日は遅くまでいるんだろ? 先生の許可取っておいたから」
「さすが先輩!」
後輩である三人は声を揃えて言う。
「それと、優香の携帯にそろそろ連絡出来るようにしておかないとな」
そう言って、私の鞄から携帯を取り出された。
「よし、これでいいか。わかりやすいように名前も入れておいたぞ」
携帯の画面を見せられ、上から順に、朝倉、五十嵐、内海、遠藤、と打ち込まれていた。
「これじゃわかりにくいか。朝倉は俺な。五十嵐はこのデカイ男。内海は昨日お前を犯したらしい、こいつ。そんで、遠藤が新入りのこいつだ」
それぞれ、アドレスの概要記入欄に詳細を書いているようだ。
打ち込み終わると、あいつは帰ってしまった。
朝倉は、一度私を犯してもう満足してしまったのだろうか。
私は、もう一度犯されたいと思ってしまっているのか、と錯覚を覚えたが、あんな裏切り者なんかに二度と汚されたくないと頭を振って思ってもいない感情を忘れた。

