この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アネゴ的カノジョ
第6章 酒と温泉と…
 
…コイツら……
どこまで飲めば気が済むんだ………


 モグモグと山菜を咀嚼しながら、呆れた視線を向ける。

 一向に盛り下がる気配を見せない宴会。

 葵までも顔を赤らめて、職人たちと騒ぎ続けている。

「ほりゃほりゃぁ、もっと飲めぇっ」

「葵ちゃん、いい飲みっぷりだなぁ」

「わらひ、まらいけりゅよぉっ」

「こら葵っ。……父さんにも寄越しなさいっ」

 既に呂律が回らない程に酔っ払っている葵。

 父親の助役は止めるどころか、一緒になって騒いでる始末。

「はぁ……やっぱり親娘だな………」

 最早、収拾がつかなくなっている事に溜め息を洩らす杏子。

 周りが盛り上がれば盛り上がる程、杏子のテンションは下降していった。

「ほら、キョウちゃんも飲むっスよぉっ」

 そんな杏子の傍らにドカッと腰を下ろした職人。

 手にしたビール瓶を杏子に差し出した。
/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ