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アネゴ的カノジョ
第6章 酒と温泉と…
覗いているという行為に罪悪感を覚える。
しかし、それよりも、目の前で繰り広げられている淫らな光景から目が離せなかった。
…アタシも…あんな風に……
職人に激しくワレメを貫かれ、快楽に溺れて恍惚な表情を浮かべている葵。
その姿に、杏子は自らの淫らな姿を重ねていた。
…そんな…激し…い………
知らず知らずの間に、右手が股間へと伸びていた。
肩で扉を押さえ、二人の情事を見詰めながら、その指先は陰毛を掻き分けてワレメに沿って滑りだしていた。
「んっ…く………」
人差し指と中指の腹がクリトリスとワレメを擦る。
カラダを走る刺激が、杏子の柳眉を寄らせてクチから熱い吐息を吐かせる。
…アタシ…何でこんな………
ダメだと思っていても、葵が貫かれるタイミングに合わせるかのように、右手の指はワレメを擦り付ける。
クリトリスから走る刺激が快感の波を立たせ始める。
人差し指と中指がワレメを滑る度に、突き出した尻の方からクチュ…クチュ…とイヤらしい音が溢れてくる。
「…もう……アタシ………」
指の動きに抗えないと思わず言葉を吐き出した時だった。
立ちバックで貫かれて喘いでいた葵の顔が、杏子の覗いている扉へと向いた。