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第6章 酒と温泉と…

　
　テラテラと艶めかしい光沢を帯びたワレメを前にして、我慢が出来る筈もなかった。

「これなら…バッチリっスよね………」

　止めろと言われた所で止められる筈も無いくらいに興奮している後輩職人。

　浴衣の裾から剥き出しにしたモノは、目の前の悩ましい光景に、既にビンビンに熱り勃っていた。

　亀頭をワレメに押し当てれば、腰を掴んで持ち上げた尻がビクッと震える。


…暫くヤってないっスからね……
このチャンス…逃せないっス………


　最早、後輩職人にとって、尻の持ち主が誰などはどうでも良かった。

　ただ、熱り勃ったモノを鎮めたい本能の赴く儘に、更にモノを押し付ける。


…この姉ちゃんには悪いっスけどね…
…風俗だって…通ったら金ハンパないっスからね………


　性欲を満たす事だけが頭を占める。

　モノがはち切れんばかりに熱り勃っている事に、後輩職人の我慢も限界だった。

「それじゃ…戴くっスよ………」

　腰を少しでも動かせば、容易くモノを咥え込みそうなくらいに濡れているワレメ。

　後輩職人に躊躇いの感情は最早無かった。


…もう…我慢も限界っス………


　後輩職人は誰に言う訳でもなく、掴んだ女の腰を引き寄せた。

「うぉいっ。いってえ何処いったんだぁっ!?」

　突然廊下から聞こえた棟梁の事。

　その声に、後輩職人は体をビクッと硬直させた。