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アネゴ的カノジョ
第1章 姉と弟
「って、ね、姉ちゃんっ。ぶ、ブラジャ………」
ブラジャーという単語すら口に出せない、ウブな雅人。
「んん? ブラなんて苦しいだけよぉ」
赤面して動揺する雅人を前に、杏子は意に介した様子もなかった。
「大体、ノーブラなんていつもじゃないよぉっ」
「そ、そうだけど……」
杏子を直視出来なくなった雅人は顔を僅かに背ける。
しかし、それでも、やはり思春期真っ盛りの男子。
チラチラと撓わに実った杏子の胸に視線を向ける。
「それにさぁ……」
雅人の仕種に勘付いた杏子の口元がニヤリと上がる。
「これだって…いつもじゃんよぉっ」
スクッと徐に立ち上がった杏子。
躊躇う事も無く、タンクトップの裾を両手で掴んで捲り上げた。
「あ…あわわっ……。ね…姉ちゃんっ!」
更に動揺する雅人。
その視界には、杏子のキュッと括れた小麦色のウエストと、赤いショーツに包まれた股間が飛び込んいた。