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アネゴ的カノジョ
第6章 酒と温泉と…
仕方なく太腿の半分までをお湯に浸からせながら、葵の脇に立って改めて景色を眺める。
「まぁ…確かに眺めはいいよな」
岩に隠れるように付けられた低い手摺り。
それも相俟って、視界に飛び込む人工物は無かった。
更には、照り付ける残暑の太陽の光。
裸体を晒しながら周囲に視線を向けている内に、解放感を感じてくる。
「気持ちいいですよねぇ」
再び岩の上に身を乗り出した葵。
今まで葵の勢いに気圧されていた杏子も、葵に倣って身を乗り出す。
元々、杏子も葵と似た性格。
二人しか居ない事もあって、特に恥じらいを見せる訳でもなく、尻を突き出して景色を堪能し始めるのだった。
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