この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アネゴ的カノジョ
第6章 酒と温泉と…
 
「思ったより長風呂になっちまったなぁ……」

「でも、景色は良かったですよねぇ」

 浴衣に着替えた二人は、仄かに桜色に染まった顔で並んで廊下を進む。

 夕暮れの景色に目を奪われ、気付けば廊下の窓の外は暗闇に覆われていた。

「いつもなら気にしないんだけどなぁ。場所が変わったせいか、つい見惚れちまったな」

「自然が豊かで、私此処好きですよぉ」

 浴衣を開けさせながらピョンピョンと跳ねる葵に、杏子は微笑ましく笑みを浮かべる。

「しっかし…この浴衣………」

 ピョンピョンと跳ねる葵の姿に、自らの体を見下ろした杏子。

 目に映る光景に、思わず苦笑する。

「なんでぇ? 杏子さんも可愛いですよぉ?」

 ニコッと笑顔を向ける葵。

 丈が若干短い向日葵柄の浴衣は、元気な葵に似合っていた。

「は、はは………」

 葵に対して乾いた笑みを溢す杏子だった。
/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ