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妄想短編集
第3章 家庭教師と教え子 裕也と真樹
『で、どうしたわけ?何かあったのか?
それか今週で俺と会えるのが
最後だから、突然 寂しくなったとか?』

笑いながら冗談のように話す、裕也さん。

『うん、そう。』

『え?ほんとに?』

『うん。だから、お願いがあるの。』

『何?』

『私の事‥抱いて‥』
最後の方は小さい声になりながら
懇願する。
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