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好きと言って
第4章 思ひそめてん
私の目を見つめながら飲み終わったコップをテーブルに置く。
私も目をそらすことはできない。
「好きって言ってください」
「言葉が欲しいか?」
「逆です。言葉だけでいいんです」
「明日になったら忘れるのか」
「忘れられます」
涙なんか流さない。
寂しくなんかない。
だから、一言でいいの。
「好きって言って」
「言葉はやれない」
「意気地なし」
私は腕を伸ばして無理やりレン先輩にキスをした。
「明日になったら、何もなかったように忘れるから。
たとえ覚えていてもお酒のせいだって思うから。
好きって言ってくれないなら・・・お願い。せめて抱いて・・・・」
目を見開いた後。次の瞬間、レン先輩は私に噛み付くようなキスをした。
私も目をそらすことはできない。
「好きって言ってください」
「言葉が欲しいか?」
「逆です。言葉だけでいいんです」
「明日になったら忘れるのか」
「忘れられます」
涙なんか流さない。
寂しくなんかない。
だから、一言でいいの。
「好きって言って」
「言葉はやれない」
「意気地なし」
私は腕を伸ばして無理やりレン先輩にキスをした。
「明日になったら、何もなかったように忘れるから。
たとえ覚えていてもお酒のせいだって思うから。
好きって言ってくれないなら・・・お願い。せめて抱いて・・・・」
目を見開いた後。次の瞬間、レン先輩は私に噛み付くようなキスをした。