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好きと言って
第1章 飛鳥川
「梨乃。俺これから就活で忙しくなると思う。
あんまりかまってやれない。デートも思うようにできなくなると思う。ごめんな」
エッチの後、ベッドの中でハルト先輩が私のおでこにキスしながら言った。
「うん。大丈夫。大事な時だから。何より優先して」
「ありがと」
「レン先輩って酒屋継ぐんだってね。びっくりしちゃった」
「りーのー。エッチの後に他の男の名前を出さない!
レンはいい奴だけど、梨乃を取られないか心配」
「ええぇ?レン先輩のことは何とも思ってないよ!
むしろデートの邪魔者!!」
「クックック。確かに。でも冗談抜きでいい奴なんだ。
レンと梨乃が仲良くしてくれてうれしい。
これから、俺忙しくなるから。俺がいない時に困ったことがあったらレンに言いな。
レンにはよく言っておくから」
「ハルト先輩とレン先輩は本当に仲がいいよね」
「あぁ・・・・俺がどん底の時に助けてくれたのがレンだから・・・」
その「どん底」がいつだったのか。
その「どん底」がなんだったのか。
私はレン先輩から聞いていたことを
ハルト先輩から直接聞く勇気はなかった。
あんまりかまってやれない。デートも思うようにできなくなると思う。ごめんな」
エッチの後、ベッドの中でハルト先輩が私のおでこにキスしながら言った。
「うん。大丈夫。大事な時だから。何より優先して」
「ありがと」
「レン先輩って酒屋継ぐんだってね。びっくりしちゃった」
「りーのー。エッチの後に他の男の名前を出さない!
レンはいい奴だけど、梨乃を取られないか心配」
「ええぇ?レン先輩のことは何とも思ってないよ!
むしろデートの邪魔者!!」
「クックック。確かに。でも冗談抜きでいい奴なんだ。
レンと梨乃が仲良くしてくれてうれしい。
これから、俺忙しくなるから。俺がいない時に困ったことがあったらレンに言いな。
レンにはよく言っておくから」
「ハルト先輩とレン先輩は本当に仲がいいよね」
「あぁ・・・・俺がどん底の時に助けてくれたのがレンだから・・・」
その「どん底」がいつだったのか。
その「どん底」がなんだったのか。
私はレン先輩から聞いていたことを
ハルト先輩から直接聞く勇気はなかった。