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day’s(旭×修)
第2章 休めない休み



「少し寝ろ、運転はするから」


「えー修だって同じ位
疲れてるんですからいいですよ」


「寝てろ」


「うっ…はい」



無事仕事を片付け
土曜日を待たずに家を出た。
旅館に急遽連絡を入れ
なんとか朝方に入れるよう頼み込んだ旭。



「家出るの朝じゃだめだったのか」


「寝ちゃったら起きれない
起きたら昼になっちゃいます」


「旅館で寝たら同じだろ」


「着いたら眠気なんてなくなりますよ」 


「子供か、お前は」




高速を飛ばし
眠気覚ましに珈琲と煙草を
サービスエリアで購入した。


助手席で瞼を閉じ
静かに寝息をたてる旭が
愛おしい…



「修、変わりますよ」


「いやいい、あと1時間位だし
このまま走るよ
それに旭は寝起きだろ」


「ありがと」


「もう少し寝てろ
着いたら起こしてやるから」


「うん」




ベットの中では甘えん坊で
おねだりばっかりするのに
普段はやっぱり年上で
スマートにこなしてくれるんだ…

惚れ直しちゃうって…




「はぁ…」


「ため息か?」


「いや我慢してる証拠です」


「何を」


「理性保つのに必死なんですよ」


「バカか」


「修…早く抱きたい」


「はぁ」


「仕事ばっかだったから
早く修の熱いとこ触りたい」


「あのな…」


「大丈夫、我慢出来ますよ」


「寝ろ」


「はいはい、おやすみなさい」




顔を赤くする修…やっぱり可愛い。
いちいち反応しちゃって
旅館着いたら滅茶…苦茶…に…っ…



意識を手放し
次瞼を開けた時には
既に旅館に着いていた。




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