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day’s(旭×修)
第3章 正面


「修ってそこが好きなんですか?」


「え…あぁ…気にしてなかった」


「定位置ですよね」


「言われてみればな」




数人が掛けられるソファ
俺はいつもここに座っている。
旭の正面…



「俺が目の前にいるから?」


「さーな」



ポーカーフェイス装ってみたが
きっと顔に出てるんだと思う。



「そんなに格好いい?」


「馬鹿か」



紅くなっていくのが
分かるくらい顔が熱い。



「好きって言ってくださいよ」


「っ…」



旭が楽しんでいるのがわかる。



「俺はね修のその照れた顔が
常に見たいから
ここに座るんですよ」


「す…き…」



下を見ているが分かるんだよ。
今旭がどんな顔してるのか



「俺が前に居るからでしょ?」


「さーな」


「素直じゃないですね」



決まってるだろ…



「お前がいるからだ」


「知ってますよ」




そして今日も
俺は旭の正面に座り
紅い顔をする。





ー正面ー


end

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