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day’s(旭×修)
第4章 その笑顔…

「ただいま帰りました」
「あ、修おかえり、どうだった?」
帰社した頃丁度会議が終わったのか
駆け寄ってくる旭が
小動物に見え笑みがこぼれる。
「無事サイン貰いました」
「なら安心
暑い中行かせてごめんなさい」
「心配性ですね社長は」
「そりゃね…
可愛い子相手に密室出二人きりなんて
心臓保たないよね」
暑さよりそっちの心配か…
相変わらず独占欲が強い。
でもその独占されてる感が
心地よく感じるんだから
俺も相当Mなんだよな…
つい口元が緩み笑みをもらす…
「余裕みたいな顔してー」
「違いますよ
愛されてる確認をしてました」
「修やめて…
襲いたくなるから…」
余裕なんてない。
かと言って不安な訳でもない。
ただ変わらず愛してくれてると
日々の生活で感じさせてくれるから
安心していられる…
「俺が余裕あるように見えるか?」
「えっ…修…?」
「あー、悪い何でもない」
「いや…いいんだけど珍しいね
修が仕事中にオフモード出すなんて」
「油断しただけですよ」
頑張って作った笑顔
大人でなきゃいけないと抑制させる。

