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day’s(旭×修)
第1章 present four U
「夕方には届くみたいですから
暫くゆっくりしましょうか」
手にはお揃いのマグカップ。
絶対修はピンクが似合うと思ったのに
かごに入れた瞬間に黒に変えられた…
「俺を女と勘違いするな」
よく言われるんだけどな…
女として見てんじゃなくて
雰囲気がピンクなんだよね。
その辺を修は分かってないみたい。
「旭って元々煙草吸わないだろ?
何で吸うようになったんだ」
コーヒーを口に含み視線は
俺の指先に移る。
「え…分かりませんか?」
舐めるような眼差しが
修を捕らえた。
こんな風に言うんだ気づかない訳ない
「あぁ…分かったからいい」
「因みに何だとおもいましたか?」
「どーせ俺と同じ匂いとか言うんだろ」
「さすが…
でもねそれだけじゃないですよ
修の匂いだと思ったら俺…
たっ…」
「言うな」
最後まで言い切る前に制止される。
下ネタが苦手だと知っていながら
つい虐めたくなるんだよね。
「照れ屋ですね」
「旭と話してたら
ゆっくりもできそうにもないな」
「ん…激しい事希望ですからね」
腰に手を回し引き寄せる
ソファに座る修を横から抱きしめ
首筋に吐息をかければ…
まんざらでもない表情の修と
視線がぶつかる。
「だめ?ですよね」
「駄目と言ったら止めるのか?」
「んな訳ないじゃないですか」
体勢をいとも簡単に崩され
組み敷かれる…
修に跨がる旭は鋭い目つきでみくだした。
「修…して、って顔してる」