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day’s(旭×修)
第4章 その笑顔…



タクシーを拾い彼女だけをのせれば
不服そうな顔をし
別れを告げられる
「ごちそうさまでした
では、失礼します」と…
態度を一変させ猫なで声の
語尾伸ばしは無くなっていた。



「わかりやすい方だな」



タクシーを見送ったその向こうに
見慣れた車がハザードをつけ
路肩に停車していた。



「旭も、分かりやすいな」



自然と出てしまう笑みは
彼女には見せないような
暖かい表情で
車に向かう足取りは軽かった。



「待たせたか?」


「別に、1時間位待ちますよ」


「そんなに待ってたのか?」


「約束より早く出たみたいだし
心配しますよ」


「悪かった」



ハンドルに額をつけ
なかなか此方を見ない旭は
拗ねてますオーラ全開だ…

あー、こんなところですらが
可愛くみえるんだ
他人なんか見ている暇ないだろ…



「旭、帰るぞ」


渋々車を走らせる旭は
ふくれっ面で
見ていて飽きなかった。



「修はそんなにヤキモチやかせたい?
俺修が他の人に笑いかけてんの見たら
相当悲しくなるんですけど」



「一緒だよ」



「どーゆー事ですか?」



「お前の笑った顔が 
俺にだけ向けられればいいのにって
思ってる」




いつものように繋がれた手は
強く握られ旭の口元に近づく…


ちゅ…


手の甲に優しく触れた唇が
熱かった…




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