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day’s(旭×修)
第4章 その笑顔…
「家に帰りたいですか?」
「任せるよ」
旭の綺麗な瞳は俺を逃さない。
さっきまで膨れてた顔が
嘘のように無くなってしまう。
「責任とってくださいね」
「あぁ」
家とは逆を指すウインカーは
その辺の安いラブホテルではなく
夜景の見える所に向かう。
「懐かしいでしょ」
「あぁ、本当だな
告白の場所を使うなんて
お前はロマンチストか」
「ゆっくり可愛がってあげたいからね」
「それは楽しみだな」
ドアを開けたら待っている
俺たちだけの甘い世界が…
「お願いします
もう少しだけ自覚してください」
部屋に入るや否や
壁に押しつけられ力強く抱きしめられる。
「あぁ」
「修は俺のだって分かってもらわなきゃ
だからじっくり身体に教えましょうね」
首筋に痛い位の刺激が走る…
きつく吸われた首筋には
うっすらとキスマークが1つ。
「虫除け」
「熱烈な彼女がいると思われるな」
「これで安心でしょ
消えたら何度でも付けてあげます」
「あぁ、頼むよ」
自分が付けた痕を何度も舐め
愛おしそうに唇を這わせる。
時折吸われ、また優しく舌が当たる…
「んっ、あさひ…っ…」
「焦れったい?」
悪戯っ子な顔で見つめられる…
昔から変わらない。
俺しかしらない旭の表情。
この顔が見られるなら
ヤキモチも妬かせてみるもんだな。
旭も自覚するべきだろ…
こんなに可愛いんだから…