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籠の中の少女
第2章 少女と小夜香
 そして小夜香の目は少女の股間へと向けられた。
 短い制服のスカートをまくり上げられ、黒く細い下着が丸見えになっている。
 いや、それは下着ではないことがすぐに分かった。
 革製で、ところどころ鋲が施してあるベルトのようなものだ。
 ――貞操帯。
 小夜香は同時に低いモーター音がしていることに気づいた。
 貞操帯からはコードのようなものが伸びている。
 貞操帯を中心に少女の股間の周囲は液体で濡れており、フローリングの床に水たまりを作っていた。
 時おり、少女は悩ましく腰をうねらせたり、小刻みにぴくっ、ぴくっと痙攣させたりしている。
 小夜香はすぐに理解した。
 貞操帯の中にバイブレーターかローターがセットされていて、少女の膣か肉芽を責め続けているのだ。尻穴にも突き刺さっているかもしれない。
 小夜香は状況を理解しながらも、すぐに佐伯に施されてきた調教の記憶が呼び覚まされ、それとリンクし、何もないはずなのに自身の肉芽や秘壷、尻穴に淫具で責められている時の振動を感じていた。
 小夜香の秘唇から、少し愛液が漏れ出した。
 ――っ……。
 初めてまともに見る少女の顔つきは、大人のそれに変貌しつつありながらも幼さをどこかに残している。目は虚ろであるにもかかわらず、どことなく顔全体はかすかに、ほんのかすかに、よく見ないと分からないくらいな笑みをたたえていた。
 やがてケージがカタカタカタカタ……と音を立てて振動を始めた。
 少女の腰だけでなく、全身が痙攣し始めたのだ。
 ケージの振動はまた弱くなり、そしてまた強くなり、リズムがゆっくりになり、また速くなって――それらを繰り返している内に、突然少女の全身が電気ショックでも与えられたかのように大きく跳ね、ガッタン!ガッタン!と大きな音を部屋中に響かせた。
 ボールギャグの隙間からは、小刻みにぴゅっ、ぴゅっと飛沫になった唾液と一緒に、『牝』の甘い快楽を表す淫靡な唸り声が飛び散った。
 「……ぅあうっ……あぶっ……あへっ……」
 少女の動きが落ち着くと、その虚ろな目からは涙があふれ頬を流れ落ち、鼻水も同様にひくつく鼻孔から垂れてきてボールギャグの唾液と混ざり合った。
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