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籠の中の少女
第2章 少女と小夜香
 少女の『主』だろうか?
 小夜香は階段の縁から首を出し、階下を見下ろした。
 階段の壁に体は隠れているが、一階から二階へと一段一段登ってくる足が見える。
 男性の足のようだ。
 少女以外にこのアパートに誰も住んでいないとしたら――。
 小夜香がここに居ることは不自然だということになる。
 少女の言葉が脳裏をよぎる。
 ――逃げて……お姉ちゃんが危ない。
 ――あの人が……戻ってくる。
 小夜香は周囲を見回した。
 隠れられそうな場所はない。
 一番近くの部屋の扉を引いてみたが、やはり施錠されている。
 ――どうしよう……!
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