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籠の中の少女
第3章 松岡と小夜香
 ロープをドアノブに結びつけ終わった松岡は、それを引っ張って伸ばしつつ小夜香のそばまで来ると、もう一度「服、脱いじゃってよ」と静かに言った。
 小夜香は、まだ動かなかった。
 動かなかった、というより動けなかった。
 いくら佐伯から『彼の命令は私の命令』と言われたところで、小夜香の身体はそう簡単にそれを受け入れようとしなかった。
 「脱げっつってんだろ!!」
 小夜香の耳の側で放たれた豹変した松岡の口調に、小夜香は飛び上がらんばかりに全身をびくんっ、とさせてその場にへたり込んでしまった。
 そして、小夜香は慌てて裾をまくり上げ、Tシャツを脱ぐように上からワンピースを剥ぎ取った。
 「立てよ」
 松岡にそう言われるまま、小夜香はゆっくり立ち上がった。途中、何もないのに足を少しもつれさせ転びそうになったが、持ちこたえて直立した。
 松岡は小夜香のブラジャーを乱暴にめくり上げ乳房を露出させると、小夜香の右の乳首をつまんだ。
 ――んっ……。
 「できるじゃないか……君は言えば分かる子なんだなあ、ウチの教え子たちとはえらい違いだ」
 松岡はひときわ穏やかな口調で言うと、小夜香の乳首をつまんでいる指をひねり上げた。
 「んぐっ……!!」
 小夜香は思わず叫びそうになるが、淫具をくわえているためくぐもった声が出るだけだ。
 それにしても松岡には手加減というものが――全くない。
 華奢な見た目と、軽い調子の物言いと、無邪気さのある笑顔とは裏腹に、やることは全く逆だ。
 もちろん、普段佐伯が小夜香に手加減しているかと言えば、そんなこともない。
 ただ、佐伯の場合を『分かっていて手加減をしない』と表現するなら、松岡の場合は『手加減というものが分からない』と表現したらよいだろうか。
 松岡は小夜香の乳首から指を離すと、少しかがんで小夜香のショーツをひざ上まで下ろした。
 小夜香の秘唇からショーツへと膣液が糸を引いた。
 松岡は人差し指で、膣側からクリトリスへ向けて小夜香の秘唇をゆっくりなぞった。
 ――あっ……。
 小夜香の膣液を松岡は人差し指ですくい取ると、小夜香の顔の前で、その粘り気を確かめるかのように親指でゆっくり練った。
 小夜香は思わず目をそらす。
 ――どうしてこの人の前で濡れるの……。
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