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籠の中の少女
第3章 松岡と小夜香
 松岡は小夜香を後ろ手にして両手首を別のロープで縛った。そして結び目を作ったロープの先を、小夜香の後ろから両足の間、秘部とショーツの間に通し、それを持って部屋の一番奥に立った。ロープはたるんだままだ。
 「そのまま後ろ向きに下がって……そうそう、玄関扉近くまで」
 小夜香は言われるまま、後ろ向きでゆっくり下がって玄関扉の近くまで行った。
 突然、松岡がロープを上にグッ、と持ち上げた。
 ロープがむき出しの小夜香の秘唇をかき分けて食い込む。
 「んあっ……!」
 ロープのざらざらした感触がクリトリスに触れる。思わず小夜香は腰を引いた。しかし腰を引く動作が、秘唇をロープにこすり付けることになり、その刺激に腰をくねらせ、何とか動くまいとするのが精一杯だった。
 むき出しのクリトリスや秘唇へのこのロープの直接の刺激は、かなり痛い。にもかかわらず、その痛みはやがて甘美な電流となって子宮を疼かせる。
 ――痛いっ……のに……
 佐伯によって、小夜香はそんな身体へと調教されたのだ。
 小夜香は、あらためて自分の身体は『改造』されたんだと自覚した。
 そして意識とは関係なくやってくる自らの身体の反応に、小夜香の心は翻弄され続けた。
 秘唇に食い込まされたロープの下に見えるショーツが、かえって小夜香の羞恥心を揺り動かす。ひざ上までずらされたままにされる方が、完全に脱がされてしまうよりよっぽど恥ずかしい。
 「さあ! 僕のところまで歩いておいで!」
 松岡は幼稚園児とでも遊んでるかのような明るい元気な口調で言った。
 ――あ……ああっ……
 小夜香は心の中であきらめの吐息を漏らした。松岡の命令に従うと自分の身体にどんな刺激が襲ってくるか悟ったからだ。
 松岡を見る。彼はロープを高く持ち上げたまま一切動かない。
 歩くしか、ない。
 小夜香は一歩前に踏み出した。
 「ふあぁあ……あ……あぁっ!」
 ロープが小夜香の秘唇全体を摩擦で責め上げる。思わず再び腰を引いてしまう。引いたら引いたでさらに秘唇が摩擦にさらされる。
 小夜香の足は早くも小刻みに震え始めた。
 もう一歩、前に踏み出す。
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