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籠の中の少女
第3章 松岡と小夜香
 今度は、ロープの途中に作られた結び目が小夜香の割れ目を前から後ろへとかき分けてきた。結び目はクリトリスを押しつぶしながらこすり上げ、尿道口をえぐり、膣口を蹂躙して通り過ぎていく。
 しかもその結び目は――
 小夜香自身の手で作ったものなのだ。
 自分で作った責め具に今、身体を蹂躙されているのだ。
 「はああぁあぁっ……!!」
 小夜香は思わず口からバイブレーターを落としそうになるが、必死にくわえ直した。
 ――はあ……あっ……
 ――おまんこが……
 ――クリトリスが……
 ――熱い……
 股間から強烈な刺激が加えられ、小夜香の子宮がきゅんっ、と収縮し、奥底の『芯』を揺り動かし始める。
 ――いやっ……絶対いや……
 ――この人の前で感じるなんて……!
 小夜香は少しずつ前進を続け、結び目が小夜香の秘唇を犯すたびにその刺激に抗った。
 やがて、小夜香は松岡の目の前まで歩き通した。
 小夜香の呼吸は荒くなっていた。
 「いいねえ、その頑固さ! 僕は嫌いじゃないよ」
 松岡は相変わらずその小夜香の身体の芯まで見通しているような目で見ている。
 ――見ないで……
 ――お願い……
 小夜香は松岡の視線に秘唇を割られ、膣を通り抜け、子宮をかき分けられ、女の芯を射抜かれて串刺しにされるような感覚にもてあそばれていた。
 小夜香はロープの秘唇責めから解かれた後、尻穴が天井を向くくらいに床に四つん這いにさせられた。両手はももの内側の方へ伸ばした状態にされ、右手首は右足のひざと一緒に、左手首は左足のひざと一緒に縛られた。
 小夜香は完全に秘部もアナルも丸出しで松岡にさらけ出してしまった。
 恥ずかしさのあまり、小夜香は脳みそまでぐちゃぐちゃに踏み荒らされ、自分が今現実の世界にいるのか夢の中にでもいるのか、自覚というものが液体のように溶けて保てなくなっていくような気がした。
 その後覚えていることは、一本鞭で尻を絶叫してしまうくらい徹底的に痛めつけられたこと、秘唇にも鞭を食らってクリトリスに激痛が走りそれが脳の芯にまで響き渡ったこと、そして佐伯とは比べ物にならないくらい、小柄で華奢な体格とは正反対の大きなペニスで膣を犯され、精液の噴射を子宮口で直に感じ取ったこと――だった。
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