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籠の中の少女
第4章 佐伯と少女と松岡と小夜香
(3)
――えっ……!?
小夜香は今自分が目にしたものを理解するのに、蝶が羽を一回上下させる程ではあったが多少の時間を要した。
もう一度、レミの顔を凝視する。
レミの目は再びアクメの洪水に溺れる、淫靡でうつろな目に戻っている。
あどけなさを残す顔立ちとのアンバランスが、背徳的で妖艶な、魔力さえまとったような薫りを放っている。
小夜香は、頭の中が徐々に真っ白になっていくのを感じた。
一方で、小夜香の瞳は限りなく闇に近い鋭い光を宿し始めていた。
小夜香の上の奥歯と下の奥歯がお互いを激しく押し合う。指は曲がる限り内側に曲がり、爪を手のひらの中に強く食い込ませていく。
佐伯はレミの膣に荒々しく肉棒を出し入れを続けていた。
突然佐伯は手を伸ばし、レミのボールギャグを外すと、肉棒を抜いて彼女の胸の上あたりにまたがった。そして自分の手で肉棒をレミの口に強引に押し込み、低いうめき声を上げながら腰をビクッ、ビクッ、と何度か震わせた。射精しているのだ。
佐伯がはあ、はあ、と肩で息をし始めたその瞬間――
彼の体は床に飛ばされていた。
一瞬の出来事だった。
小夜香がレミの口に吸い付いている。
佐伯を突き飛ばして小夜香はレミの口目がけて飛んできたのだ。
小夜香はレミの上半身を両手で無理矢理起こし、レミの口の中のものを勢いよく吸い出している。
じゅるっ……じゅるっ……と卑猥な大きな音が部屋中に響き渡る。
レミは苦しそうにもがいているが、小夜香は一向に構う気配はない。
小夜香は一心不乱に、レミの口の中にあるものを、レミの喉の奥へ、レミの食道の中へ一滴も流すまいと、持てる肺活量を全て使い切って吸い出し、飲み込んでいる。
いや、胃の中にすでに入ったものさえ吸い出そうとしている。
レミの表情がさらに苦悶のそれに変わっていく。
小夜香とレミの、密着した唇と唇の間からは唾液の混ざった白濁液の雫が垂れて飛び散る。
小夜香の顔も苦悶の表情で真っ赤になっていた。
それでも――
小夜香の吸い出しは止まらない。
――えっ……!?
小夜香は今自分が目にしたものを理解するのに、蝶が羽を一回上下させる程ではあったが多少の時間を要した。
もう一度、レミの顔を凝視する。
レミの目は再びアクメの洪水に溺れる、淫靡でうつろな目に戻っている。
あどけなさを残す顔立ちとのアンバランスが、背徳的で妖艶な、魔力さえまとったような薫りを放っている。
小夜香は、頭の中が徐々に真っ白になっていくのを感じた。
一方で、小夜香の瞳は限りなく闇に近い鋭い光を宿し始めていた。
小夜香の上の奥歯と下の奥歯がお互いを激しく押し合う。指は曲がる限り内側に曲がり、爪を手のひらの中に強く食い込ませていく。
佐伯はレミの膣に荒々しく肉棒を出し入れを続けていた。
突然佐伯は手を伸ばし、レミのボールギャグを外すと、肉棒を抜いて彼女の胸の上あたりにまたがった。そして自分の手で肉棒をレミの口に強引に押し込み、低いうめき声を上げながら腰をビクッ、ビクッ、と何度か震わせた。射精しているのだ。
佐伯がはあ、はあ、と肩で息をし始めたその瞬間――
彼の体は床に飛ばされていた。
一瞬の出来事だった。
小夜香がレミの口に吸い付いている。
佐伯を突き飛ばして小夜香はレミの口目がけて飛んできたのだ。
小夜香はレミの上半身を両手で無理矢理起こし、レミの口の中のものを勢いよく吸い出している。
じゅるっ……じゅるっ……と卑猥な大きな音が部屋中に響き渡る。
レミは苦しそうにもがいているが、小夜香は一向に構う気配はない。
小夜香は一心不乱に、レミの口の中にあるものを、レミの喉の奥へ、レミの食道の中へ一滴も流すまいと、持てる肺活量を全て使い切って吸い出し、飲み込んでいる。
いや、胃の中にすでに入ったものさえ吸い出そうとしている。
レミの表情がさらに苦悶のそれに変わっていく。
小夜香とレミの、密着した唇と唇の間からは唾液の混ざった白濁液の雫が垂れて飛び散る。
小夜香の顔も苦悶の表情で真っ赤になっていた。
それでも――
小夜香の吸い出しは止まらない。