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籠の中の少女
第4章 佐伯と少女と松岡と小夜香

(4)

 あれから何時間経ったか全く覚えていない。
 小夜香は少しだけ意識を取り戻した。
 小夜香はレミのいた部屋ではなく、佐伯との調教部屋に無造作に転がされていた。
 顔中が痛いというより、熱い。血だらけなのだろうか自分では見えないが、顔面は液体まみれになっているようだ。
 両手は後ろ手に縛られているらしい。
 ワンピースの裾はまくられ、下半身は裸だ。
 小夜香は、二穴に淫具を入れられていることに気付いた。
 やがて小夜香は、淫具から来る振動に抗うことができず、全身をびくっ、びくっと跳ねさせて絶頂した。
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