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籠の中の少女
第4章 佐伯と少女と松岡と小夜香
※ ※ ※
何日経ったのだろうか。
顔の腫れはずいぶんひいたようだ。
いつしか拘束は解かれたが、淫具は常に二穴に入れられっぱなしだった。
何度昇天したんだろう。
小夜香は、今いるのが現実の世界なのか空想の世界なのか、はたまたあの世なのか、まったく判断が付かず日がな一日中朦朧とし続けていた。
食事はいつも松岡が運んできた。
毎回弁当だったが、中身はいつも違っていた。
その時と、風呂と、トイレの時だけは淫具を抜いてもらえた。
あまりはっきり覚えていないが、松岡の持ってくる弁当は、妙においしかった。そして彼はこんなことを言っていた気がする。
「僕はコンビニ弁当なんぞ子供だましのニセものが大嫌いでさあ。かといってこの部屋でまともな料理なんてできやしない。だから新宿の百貨店まで行ってうまそうな弁当を買ってくるんだ」
そんな日々が何日も続いた。
ある日、松岡がやってきて小夜香の淫具を抜いた。
もうごはんの時間かな――
そんなことを小夜香は考えたが、そうではなかった。
松岡と連れ立って部屋を出た。
そしてレミの部屋へ連れて来られた。
何日経ったのだろうか。
顔の腫れはずいぶんひいたようだ。
いつしか拘束は解かれたが、淫具は常に二穴に入れられっぱなしだった。
何度昇天したんだろう。
小夜香は、今いるのが現実の世界なのか空想の世界なのか、はたまたあの世なのか、まったく判断が付かず日がな一日中朦朧とし続けていた。
食事はいつも松岡が運んできた。
毎回弁当だったが、中身はいつも違っていた。
その時と、風呂と、トイレの時だけは淫具を抜いてもらえた。
あまりはっきり覚えていないが、松岡の持ってくる弁当は、妙においしかった。そして彼はこんなことを言っていた気がする。
「僕はコンビニ弁当なんぞ子供だましのニセものが大嫌いでさあ。かといってこの部屋でまともな料理なんてできやしない。だから新宿の百貨店まで行ってうまそうな弁当を買ってくるんだ」
そんな日々が何日も続いた。
ある日、松岡がやってきて小夜香の淫具を抜いた。
もうごはんの時間かな――
そんなことを小夜香は考えたが、そうではなかった。
松岡と連れ立って部屋を出た。
そしてレミの部屋へ連れて来られた。