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主な君に逆らえない
第2章 全て初めてなんです
やめないで・・続けてほしい・・私にもっと触れて欲しい
全て思うだけで口には出来ないのです
ああ、どうして素直に言える言葉にならないのでしょう・・
こんなに淫らに・・・中途半端に性を目覚めさせて私をどうしたいのでしょう
「上手に欲しがれば?触って欲しいってさっきみたいにいいなよ」
楽しげな彼の表情は、獲物が息絶える最後の足掻きに止めを刺すことなく、じわじわと死にゆく様を楽しんでいるような凶悪さが滲んでます
私は弱々しく首を振るしかできないのですが、それをしてしまえばこの時間もこの続きも終わってしまうことを知っているのでそれすら出来ません
俯いて何と言うか迷っています
「咲」
優しい声音に顔を上げてしまいます
全て思うだけで口には出来ないのです
ああ、どうして素直に言える言葉にならないのでしょう・・
こんなに淫らに・・・中途半端に性を目覚めさせて私をどうしたいのでしょう
「上手に欲しがれば?触って欲しいってさっきみたいにいいなよ」
楽しげな彼の表情は、獲物が息絶える最後の足掻きに止めを刺すことなく、じわじわと死にゆく様を楽しんでいるような凶悪さが滲んでます
私は弱々しく首を振るしかできないのですが、それをしてしまえばこの時間もこの続きも終わってしまうことを知っているのでそれすら出来ません
俯いて何と言うか迷っています
「咲」
優しい声音に顔を上げてしまいます