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みなしごの告白
第2章 告白 二
学校はとっくに休みですから特に急いで起きる必要もないので私、そのまままた布団にもぐっちゃいました。そうこうしているうちに……もやもやしたようなイライラしたようなその気分の中で思い出したのは……前日の常務とのことでした。あれは本当のことだったのかと……あれって……もちろん、車の中でクリトリスにローターを当てられたことです……なんだか全部夢だったんじゃないかって気がまたしてきて……これから入社しようっていう高校生に普通そんなことしませんよね? もしかしたら、景気が悪いせいで本当は内定を取り消すことが決まっていて、好きなように私の身体をもてあそぼうとしたのかとか色々考えて……そうじゃなかったとしたら、私、どんな顔して入社したらいいのかとか……だって、常務の秘書になるわけでしょう? このことでずっと脅され続けて……いえ、正直にお話するってことでしたものね。脅され続けて……身体をずっと常務のおもちゃにされ続けるんじゃないかって、それをどこかで期待してるような、そんな気持ちを持ってることに、いえ、持ってるって言うほど明確じゃないです、心の海の中にポツン、と浮かんでいることを発見したというか、少なくともそれが存在してるってことを、自覚したんです。そんなこと考えたら……急に自分がはしたなく下品で、どうしようもない人間に思えてきて……思えてきてるのに……私の手はいつの間にかパジャマのズボンに手を入れて……下着の上からクリトリスをこすっていました。直接触れなかったのは……その……車の中での感触を思い出したかったのでしょう……自分の指をローターに見立てて、本当は……思ったんです、この指があんな感じでブルブルと小刻みに震えたらいいのに……どうして振動しないの? なんてことを思いながら……あっ……ん……。はあっ……そうなんです。そのまま布団にもぐったまま、結局おねしょしたかのように下着が濡れてしまうまで何度も何度も絶頂しました……。