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みなしごの告白
第3章 告白 三
……きっともしその半年前に常務に同じ目をされたら、単に怯えて、この人には近づかないでおこう――とかそんな風にしか考えなかったかもしれません。けどその時の私は……その目が……いえ、怖いというか、逆らえないというか、怯えが全くない訳じゃないんです。目で威圧されて、ああ、私はこの人の意のままになるんだ、その悟りが……その立場が……全身にしびれが走るくらいに心地良かったのです……なかなか、理解していただけないだろうなと思いながらお話していますが……怯えてるのに逃げたくないのです。逃げられないのではないんです。むしろ、そこにいたい……私は言われるまま床に四つん這いになりました。そして、顔を横に向けて頬を床に付け、ひざを立てて脚を開き、腰を曲げてお尻だけが天井を向くくらいに思い切り突き上げて……常務に私の全てを見ていただきました。もちろんその姿勢ですと、私から常務の表情は見えません。一体どんな顔をされているんだろうとか、私の……その……膣口は……クリトリスは……お尻の穴は……どんな風に見えてるんだろうとか……それはもう途方もなく長い時間に感じました。実際には……ものの二三分のことだったのでしょうが……そのうち……私は……全部開いている私の穴を……それを見て常務に興奮していただきたい、そんな風にいつの間にか思っていました。そう思うと、お腹の奥の芯が勝手にキュッ……と収縮して、じわじわと熱を帯び、中心から新しい汁がにじみ出てくるのが分かりました……。私の身体で……興奮して……この方に喜んでいただきたい……そして思う存分私の身体をもてあそんで、快楽の底へ突き落としていただきたいと……。