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みなしごの告白
第3章 告白 三
それに気づいたのは、あまりに続く快感で一回気を失って、目を覚ました時でした。仕事が終わって帰って来られるまでこのままなんだと悟った時、突然苦しくなりました。絶頂をあまりに続けると、それはもう……しんどくてしんどくて……少し休みたいといくら思っても、私の肉壷の中にいる機械は……機械ですから……何の容赦もなく、正確に、無感情に、ひたすら私をさいなみ続けるのですから……。とてつもない快感と、ゴールのないマラソンを走り続けているような疲労と、そしてときおり訪れる失神という『休息』の繰り返しの中で、まるで全身が膣になったような、全身がクリトリスになったような、自分が一体何者なのか、自分の身体は本当にそこにあるのか分からなくなるような……そんな中で結局半日間放置されました……。常務が戻って来られたのは午後二時過ぎでしたが、その時の私は……もう正体不明で、胸やお腹は自分が垂らした唾液でまみれて、いつの間にか……失禁もしていて、浴槽の底に一体何の液がどれくらいの割合で混ざって、どれだけ流れ出た結果そうなったのか分からないものが溜まっていて……。おぼろげに覚えているのは、緊縛を解かれた全身を常務がシャワーで丁寧に洗ってらっしゃるのと、身体をバスタオルで優しく拭いていただいたのと、ベッドまで担いで運ばれたこと……でした。いつの間にか眠っていた私は、目が覚めるとベッドの端に座って仕事の資料を読んでらっしゃる常務の姿に気付きました。まだ身体には……快感の余韻がずっと残っていて……空中の雲の中で横になっているような、そんな不思議な感覚が続いていました。常務は……目を覚ました私にお気づきになると……スーツを脱がれて……私の身体を思う存分貫かれました……私はようやく、機械じゃない本物を膣の中に押しこんでいただき……知らないうちに嬉し涙を流していました……。