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みなしごの告白
第4章 告白 四
(1)
無事に入社式も終わり、研修も終え、私の社会人生活は順調にスタートしました。最初は秘書という仕事に、いえ、どんな仕事もそうだと思いますが、慣れないこと、覚えなきゃいけないことばかりでそれはもうてんてこ舞いでした。でも、秘書という職種がらほとんど常務につきっきりでしたので、仕事のことについては常務に直接丁寧に教えていただきました。当然新人ですから失敗もたくさんやりました。それでも常務にはそれをフォローして頂き、私は少しずつ仕事をこなせるようになっていきました。もちろん……毎日とはいかないまでも、しょっちゅう常務は私のマンションにいらっしゃって、そして……何度も快楽を与えていただきました。