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みなしごの告白
第4章 告白 四
(2)
そんなある日、常務が自室で執務されている最中に呼び出されて……あ、私は常に常務室にいたわけではないんです。別セクションに秘書課があって、席はそこでした……、呼ばれた私はいつものようにご奉仕させていただけるんだと思いながら訪ねました。確かにその通りではあったのですが、常務は机の下に潜り込んでご奉仕するよう言いつけられたんです。どうしてそんな場所でさせられるんだろうと思いましたが、それで常務が満足されるのであれば私には拒否する理由はありません。言いつけ通り机の下に、スカートがしわになるのも構わず床に座り込んで、椅子に座られた常務のスラックスを下ろしてさっそくご奉仕を始めました。すると……そこに、その……常務室に人が訪ねて来たんです。常務がわざとお呼びになったんです。絶対に秘密厳守、痕跡を残すのを嫌がられる常務にしては珍しいことで、後にも先にもそれ一度きりでしたが……ちなみに、訪ねて来た人は社長秘書でした。机は立派な木材の造りで、前板が全面、床まで隙間なく覆われていますから私の姿は見えません。常務は私におちんぽを……あ……言い方、ですか? 急に変わった? ……すみません……実はいつもそういう風に言ってたものですから……さっきまで私どういう言い方で指し示していましたっけ……? いいです、あまり取りつくろっても仕方ありませんものね、ふふ……。常務は、私におちんぽをしゃぶられているのにもかかわらず、落ち着いた口調でまるで何事もないように社長秘書と仕事の話をされていました。もちろん、彼女も私が机の下でそんなことしてるなんて夢にも思ってなかったでしょう。