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みなしごの告白
第4章 告白 四
えっと……常務のことをどう思っていたか、ですか? どうと言いますと……? もちろん常務の秘書ですからまずは上司であるわけで、そこには厳然たる上下関係がありました。仕事を、会社を離れれば対等な男女という風にもなりません。第一、親子ほど歳の離れた男性に恋心を抱くとか、そういう感じにはなりませんね……。だからといって、私は同年代の恋人が欲しいとか、そんな風には一度も思ったこともありませんでした。……理解してもらえるか分からないのですけれど、常務なりの……はたから見れば単に性欲処理に使われてるようにしか見えないでしょうけど、二人の間にある空気というか、繋がりというか、行為だけ見れば明らかにもてあそばれてると言われるでしょうけど、私はその中に、常務の『愛情』を確かに感じていました。身体に向けられる行為は『虐げ』でも、心に向けられてるのは『愛情』でした。え? もちろんそんなの常務は口にはされません。でも、常に私の身体を気遣ってくださり、絶対に二人の関係が他人の知るところとならないよう細心の注意も払われて……常務の保身のため? 全くないとは言えないでしょうけど、あくまで大事にされているのは私でしたよ……。その頃から常務はコンドームを使用されなくなったんですが、代わりにピルをご用意してくださいました。私は……これで何の気兼ねもなく、思う存分常に常務の熱い熱いお精子を……あ、これも常務の前ではそういう言い方をしておりました。そのお精子を直接私のおまんこの奥に叩きつけて流し込んでいただけると思うと、それだけで絶頂……ん……あ……はっ……。んっ……。んっ……。してしまうくらい嬉しかったんです。