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みなしごの告白
第1章 告白 一
 それ以来、ときおり彼の仕草や言葉で同じように濡らすことが度々ありました。相変わらず理由は分かりませんが、だんだん理由なんてどうでもいいと思うようになり、これも恥ずかしいですけど……処女ですがオナニーはたまにやってましたので、家でそのことを思い出しながらすることもしばしばでした。彼と付き合うようになったら、抱かれるのかな……そんなことも考えながら……。
 それが……ちょうど彼の大学合格発表の日です。確か二月半ば頃だったと思います。三学期は一月いっぱいで終了し、あとは卒業式を待つばかりの時です。彼から携帯に電話がありました。見事に第一志望の大学に合格したという知らせでした。『今すぐ会いたい』彼はそう言いました。時間は午前でしたから、きっと合格発表を見に行って、結果を知ってすぐ電話をくれたんでしょうね。その日はあいにく新潟の親戚の家にいたのですが、ちょうど千葉に帰る日でもあり、……ええ、実家は千葉でした、次の日の午後に会う約束をしました。……いいことづくめ? いえ、本題はこれからで……私、長々と前段階の話に時間を費やしてしまってますね。でも、私も記憶をたどりながら順を追って話さないと……ごめんなさい。えっと……あ、彼の電話があってからですね。そのすぐ後に、今思えば……まるで監視されていたかのような、いえ、そういう運命だったんでしょうか、すぐ後に、会社からも携帯に電話があったんです。内定直後に訪問して以来ほとんど電話なんてなかったのにタイミングが悪い……いや、悪いんじゃないんです、きっと。結果的に良かったのかも知れません……。電話のお相手は……あの常務でした。
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