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♡♡年下Lovers
第1章 ONE
「……嫌です、離れないで…ください…」
そんなこと言われても…裸の男に抱きつく松田さんもまだ酔いから冷めてない。
「松田さん、もう寝たほうがいいから…」
「大丈夫です、もう酔ってないから…」
「…じゃあ、…とりあえず、服着させて?」
「………」
「松田さん…?」
何も言わなくなった松田さんを不思議に思って後ろを振り向けば、俯いている彼女がいた。
少し屈んで視線を合わそうとするけど、松田さんな目は見えない。
「…松田さん?どうしっ…」
いきなり顔を上げた彼女の目から涙が流れていて、思わず言葉を止めてしまった。
そして、動くことを止めた俺の口は彼女のそれと合わさっていた。