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♡♡年下Lovers
第1章 ONE
着替えをクローゼットから抜いてそっと部屋を出ようとした俺の腰に細い腕が回った。
それを見た瞬間、俺は…しまった…!って顔をして固まってたんだと思う…
「……お風呂上がりの東條さんもいい匂いっ」
背中は頭に擦り付けられている。松田さんの呼吸が背中に当たりすこしくすぐったい。さっきまで寝ていたせいか松田さんはあったかい。
「…東條さん、…着替えもってどこ行くんですか?」
「…リビングのソファーで寝ようと思って」
「……ここで寝ないんですか?」
「松田さんが使ったら?遠慮しなくていいから、あ…それともシャワー浴びる?タオル持ってくるから待ってて」
ここにいたら色々と我慢出来なくなりそうで、焦って口が勝手に喋る。
俺はタオルを持ってこようと部屋を出ようとしたが、また細い腕に阻まれた。