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♡♡年下Lovers
第1章 ONE
「…ちょっ、ちょっと待って!」
「待たないです!」
本当に止めない松田さんはシャツのボタンを全部外した。シャツの中から黒いレースが基調のブラが覗いた。
それが見えた瞬間、俺の身体はカッと熱くなった。シャツも脱ぎそうな勢いの松田さんを気付けば抱きしめていた。
「…お願いだから、…ちょっと待って…」
俺がそう言ってシャツから出た肩に頭を預けると松田さんは俺の背中に手を回した。
「…ごめんなさいっ、……ごめんなさいっ…」
「謝らなくていいよ、…泣いてるしっ…」
思わず笑ってしまった俺を、泣いてる彼女が睨む。彼女の頭を撫でてまた、肩に頭を戻す。
耳の方に頭を傾けて、
「…俺も、好きだ」
って囁けば、彼女はもっと泣いてしまった。