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♡♡年下Lovers
第1章 ONE
まぁ、俺たち付き合えることになったのはいいんだけど…
「………ハックシュンっ!!」
ヤバい、風邪引いたかもしんねぇ…
この前の告白のあと、紗綾は泣きつかれたせいか俺に抱きついたまま寝てしまった。肌を出したままでは寒いだろうと思い、シャツはもう脱がして俺の服を着せて寝かせた。
寝顔が可愛くて側で見てた俺も気付けば腰にタオルを巻いたまま寝ていて、そんな俺が風邪を引いてしまった。
土日はそんなにしんどくもなく放ってたら治ると思ってたら、月曜日、会社に来たものの体が怠くて動けない…
終いには頭もズキズキと痛む…
……今日は、帰らせてもらおう…
部長に事情を伝え、俺は早く帰ることになった…。
市販の風邪薬を飲み、家着に着替えて布団に入る。
そういえば、ここ、紗綾が寝てたんだよな…
ちょっと思い出しただけでまた熱くなった。……違う違う、早く寝よう…俺は、目を瞑った。