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♡♡年下Lovers
第1章 ONE
「私、一番最初に隆吾くんのことに惹かれたのは、年上でイケメンで仕事できるからじゃないよ」
「…イケメンか?俺、…初めて言われたんだけど…」
「隆吾くんが気付いてないだけ。それで、…隣に隆吾くんが通ったとき、すっごく胸がキュンってなる匂いがしたの。」
「え、それで好きになったとか?」
「違うっ!でも、どんな人なんだろうって思ったの。遠くから休憩してる時に隆吾くん見ると、私も頑張らないとって思えるくらい真剣だし!」
…仕事は真剣にするものだろ…?
なんだか聞いてて長くなり分からないが、とりあえず、匂いフェチな紗綾はおれの匂いに一目惚れしたらしい。
まぁ俺も、一目惚れだから…同じだなと言おうとしたけど、女って顔で決めると怒るもんだろ?
俺からは何も言わずにただ髪を撫で話を聞いていたら、彼女は気付けば寝てしまっていた。