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♡♡年下Lovers
第2章 TWO
ホシはそんな恋愛、寒気がするとか言ってホワイトボードに視線を向けた。
少し早くゼミが終わり、急いで出て行こうとすると、思わぬ客に邪魔をされた。
「あのっ…ちょっといい…?」
うちの学科1美人と言われてる各務さん…
「ごめん、急いでるからまた今度…」
「少しだけでいいの…お願い…」
ゆっくりと下から上目遣いをして俺の袖を引っ張る。スローで行われる意味が全く分からない。
「じゃあ、ここで」
「えっ、…ここはちょっと…2人になりた…」
「言ったよな、俺急いでんだけど」
ゼミを受けていた奴らの視線がここに集まる。
「…じゃあ、また今度でいい…」
「分かった」
話が終わればもうそれでいい。急いで教室を出て電車に向かう。