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♡♡年下Lovers
第2章 TWO
新幹線で揺られること約2時間。そこから電車に乗り換えて、優のアパートの最寄り駅まで30分。
日が沈むのが遅い夏でも日はすっかり暮れていて、優の迎えは断った。
まだ8時過ぎは出れるからって言い張る優は最寄り駅まで行くとずっと言ってたけど、優のご飯が食べたいと言ったら納得した。
最近は物騒な事件もあるし、女の子の一人暮らしなんてもっと気をつけないと…
「ここか…」
歩いて10分もせずに優のアパートに着いた。思ってたより防犯対策もしっかりしていて安心した。大学生のわりにいい所住むなぁ…
優の部屋の番号を押してエントランスの鍵を開けてもらう。
ピンポーン……
『はいっ!』
「…っ、俺…」
『ふふっ、どうぞ~』
ガチャッ……
エントランスを抜け、エレベーターに乗る。
遂に…会える…やっと、会える…