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♡♡年下Lovers
第3章 THREE

その日から昨日まで毎日、私の朝には真紘くんが必ずいた。
2人で電車に揺られながら話す時間を知ってしまった私に、もう1人で電車に乗りたくないと思わせてしまうほど、真紘くんには大きな力みたいなものがあるんじゃないかと思ってた。
…そう、昨日までは……
学校の最寄り駅に着いた電車からは私1人だけが降車した。
……真紘くん、来なかった…
その日1日は全く楽しくなかった。
折角の月曜日なのに…
土日は会えないから…だから、折角の月曜日なのに…
…来なかったのは、…どうして…?
次の日も真紘くんと電車で会うことはなかった。

