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♡♡年下Lovers
第3章 THREE

……物珍しく向けられる視線が痛くてしょうがない…
今日は水曜日、私はR高校の門にもたれながら…真紘くんを待ってた。
こんなことになったのも数時間前の話…
今日も真紘くんに会えなくて、また溜め息をついてしまった。
気付けば出ている溜め息、気を付けないとって思うし、むしろ、こんなに溜め息つく必要ないと思ってるのに…
はぁ……
あ、また出てる…
ここ最近は、この繰り返しばかり
だから、親友は気付いてしまったんだろう…
「最近、元気ないね」
前の席に座って、私の顔を覗く加奈。私の親友。
「…別にそんなことないし…はぁ…」
「溜め息ばっかりついてよく言うよ」
「………」
「何かあったの?言ってみ?」
逃がさないと伝わってくる目線と、優しく語りかける声に観念し、真紘くんのことを言ってみた。

