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♡♡年下Lovers
第3章 THREE
真紘くんに駅まで送ってもらってから電車に乗り、私の家の最寄り駅に着くまではあっという間だった。
まだ頭の整理もついてないのに、こんなすぐに家に着きたくなかったと思ってしまうほど私は家に帰りたくなかった……
玄関を開ければ、母のお気に入りの靴とそれよりも大きい黒い靴が並んでいた。
………この中に、いる…
確かな証拠だった。
『帰ってきたのよ、莉奈の″パパ″がっ…』
……なによ、今更パパって…
帰ってきたこと後悔させてやるんだから…!
そう思ってリビングの扉を開けると、すぐに目に付いたのはダンボールの箱の山だった。